な、なんと。イースター連休明けから娘が入院してしまいました~。(泣)
↑病院の敷地内に咲いていた八重桜を撮りました。
日曜日、みんなでお花見散歩をしている途中で・・・
娘の右耳の傍が赤く腫れ上がっていることに気が付きました。
虫刺されでもなさそうだし、なんだろう???
触られると痛いけれど、何もしなければ痛くないとのこと。
連休中だし、このまま様子をみることにしました。
連休明けの火曜日、ますます腫れがひどくなってる~っ。
とりあえず、かかりつけの小児科に電話をして午後に予約がとれたので連れて行きました。
小児科の先生に耳鼻科で診てもらうことを勧められ、そのまま耳鼻科へ移動。
すると・・・耳鼻科の先生が即座に「●×▽※◎■○▲」と何か言いました。
私・「は??? なんですか?!」
先生・「Ohrfistel(先天性耳瘻孔)が炎症を起こしています。」
「このまますぐに、大きな病院に行かないとですね。」
私・「Ohrfistel???」
先生・「ここの小さな穴です。穴の先に袋があって、そこが炎症を起してます。」
「この穴を持って生まれたら、いつかはこうなるものですよ。」
え~っっ?!
そんなの、今まで知らなかったよぉ~!!
この穴、そんな危険な穴だったのぉ~?!
知ってたら日曜日に休日診療の病院に連れてってたよ~っ!!
その後、先生が総合病院の耳鼻科に直接電話をかけて
娘の状況を相手の先生に説明して急患扱いで受け入れ依頼をしつつ、
パソコンを凄いスピードで操り紹介状を出してくれました。
私達は「なんで、なんでぇ~?」と思いながらもバスで総合病院へ向かいました。
広い病院内でちょっと迷子になりながらも(汗)急患外来の受付窓口に到着~。
とんでもない事態になっていることを旦那様に報告したいのだけれど・・・
彼のデスク直通の電話にかけても、携帯にかけても出てくれな~いっ!(泣)
しばらく待たされた後、耳鼻科の診察室に呼ばれました。
先生は、丁寧に耳、鼻、喉の様子を診察した後にこう言いました。
「このまま、入院ですね。」「どうしても帰る!!と言うなら無理にとは言いませんが・・・。」
「入院して治療をする必要があります。」
「お母さんも付き添いというとで、一緒に泊まりますね?」
「これから小児科病棟に行って下さい。私が連絡をしておきますから。」
「点滴で抗生物質を入れる治療を始めるので、小児科で採血と静脈路確保をしてもらって下さい。」
「え~っっ?!」
という訳で、娘と私の入院生活決定~!!
と、ちょうどそのときに旦那様から携帯に連絡が。
入院することになったと報告したら、もうビックリな旦那様。そりゃそうよね。
生憎、と~っても仕事が忙しい時期なので、家に帰れるのは20時以降とのこと。
(普段は遅くとも18時には帰宅できるのに・・・。)
一度、会社から帰宅した後に入院生活で必要なものを持ってきてもらうことにしました。
耳鼻科の先生から出来たばかりの娘のカルテを渡されて、私と娘は小児科病棟へ。
担当の看護婦さんが病室に案内してくれて、私達に夕食を用意してくれました。
ドイツの一般的な病院食だと、夕食=パン、野菜、チーズ、ハムといった質素なものなんです。
↓ とある日の夕食。餌みたいな人参・チーズ・りんご・パン・チョコレートプディング (笑)
病棟を簡単に案内してもらって、入院手続きに必要な書類に必要事項を記入して・・・
その後、小児科の先生に呼ばれて、処置室で採血と静脈路確保をしてもらいました。
(娘は針を刺されても全く泣きませんでした!強い子になったな。涙)
夜21時近くに、旦那様が会いに来てくれました~。
娘の状況を説明して、荷物を受け取って、寂しいけれど、すぐにお別れです。
普段なら、旦那様の職場は有給休暇をとったり早退したり、わりと自由にできるのですが・・・
今はそんなことができない忙しい状況とのこと。
娘のことは私1人に任されることになりました。がんばれ、私。
その夜から1日3回の点滴による抗生物質の投与が始まりました。
つづく。